誰よりも輝いて2010/06/11 10:27

4月ごろ、突然なった携帯。
「オレ、結婚することになりました。」
そりや、よかったねぇ~。
「よかったら、結婚式きてくださいよ。」
「別にあたしなんかよばなくていいじゃない。」
「いやぁ、お世話になったし。」
「なんで、わざわざ行かなくちゃいけないの」
と、この色気のない会話。

いわゆる、弟分のような彼は
仕事では優秀なエンジニアなんだけど、
細身で、子供っぽく、わがままで、
「ここは、会社でしょう!私はあんたの姉さんでも
母さんでもない!」と、何度喧嘩したことか。
だって、髪の毛は茶髪にしてくるし、
スーツのボタンがとれたから、つけてくれとかいうんだよ~。

極めつけは、夕方突然電話してきて、
「オレ、今日誕生日なんですよね。ケーキ食べたいんだけど。」
「さっさと帰って、誕生パーティーでもすれば。」
「イチゴショートが好きなんだけど、この辺に売ってないじゃないですか」
「知らんわ~」
結局、走りましたよ閉店時間間近のケーキ屋さんに。

「君にお世話になったっていう、精一杯の気持ちだろ。
行ってやれよ。」という、元上司の言葉で行きました。
場違いな結婚式に。

そしてケーキカットででてきたのは、
やっぱり苺のデコレーションケーキ
なんだ、あいつ嫁さんもらっても変わらないじゃん。
と、ちょっとにまっとした青猫でした。

Tくん、結婚おめでとう。お嫁さんにはあんまりわがまま
言わないで、素敵なご夫婦になってね!
ずっとかかっていたButterfly。
やっぱいい歌だなぁ。