影の国ーこれからの本当の物語2007/01/29 10:40

全然、更新をする間もなく、年末、クリスマス、新年を乗り切ってしまいました。情けないと思うのですが、細く、長く、マイペースで続けていきますので、今年もよろしくお願いします。

青猫は、クリスマスに若い友人が、その人生を終わりを迎えようとしてるという知らせを受け、その日が安らかであることを願いつつも、その日が少しでも先であるよう、願い続けていました。というのは、彼女にはまだ7ヶ月の愛娘がいるからです。「この子のために、生きなくちゃ。」とつらい治療にも、病気から来る痛みからも戦っていました。せめて、1歳まで。春まで。
でも、ついに彼女は先週、この世の旅路を終え天に召されました。

やっと1週間がたち、思い出す1冊は、ナルニア国物語の最終巻でした。滅んでゆくナルニアでも、ここからが新しい物語のはじまりとよりりっぱなものになると、終わっています。初めて読んだ小学生のときから折にふれ読み返していたこのシリーズですが、こんな思いで読み返すことになるとは思いませんでした。

天国って、お別れのない国だったらいいなぁ。ナルニアの影の国のように、いままでの友人や家族があたりまえのようにどんどんあらわれて、もっとすばらしい世界でまた新しい物語をはじめられるように。
「夢はさめた。こちらは、もう朝だ。」アスランが言った言葉です。

彼女がいま新しい物語をはじめ、痛みや病気や別れの不安のないところで、愛娘とご主人を見守りつつ、私たち友人を笑って思い出してくれてることを祈りたい。

  冬の空高く高くに友の逝く

NORIKOさん、あなたの友だちになれてよかった。 青猫