書店員青猫、大忙しの金曜日ーNews from Paradise2006/08/26 16:33

青猫は、ただいま失業中。
そんなわけで、本屋さんでアルバイトしています。
25日はお給料日のお客様がおおいせいか、
10冊とか、ギフト包装とかが多く、
時間があっというまにすぎてしまう感じです。

帰りの電車は、くたくたでも、ずーっと立ちっぱなしだったのですが、
News from Paradiseという、よしもとばななさん、パトリス・ジュリアンさんの
往復書簡を本にしたものを、読んでて、元気をもらった気がします。
仕事、生き方そしてこだわりをいつも考えて、示してくれるお二人
のやりとりが、すばらしく、なにかスッキリする飲み物をいただいた感じでした。真の怒りや愛する人と理想を追うことなどなど、
わかりやすく説明をもらった気がします。

怒りというものを、うまく表現できず、結果的にあたりちらしていた自分も
確かにいて、でももうどうでもいいやと、言うべきこともいわないでいた、
無気力な自分もいます。そんな時代はあるけれど、
私も正しい怒り方を身につけて、正しく伝える努力もしなくてはと、思います。

このお二人の、自分で撮ったり、近しい人にとってもらったのを選んだ写真も
素敵なものが多く、お二人の猫ちゃんの美猫なこと!一見の価値ありです。

ぼくはぼくでいいーあなたはあなたでいい2006/08/30 09:03

一匹のソマリの仔猫。
姉兄弟の中で一番小さく生まれた仔猫の白黒の写真は
盲導犬クィールの一生を撮られた秋元良平さんの作品で
落合恵子さんの文がついています。

本屋さんでのお仕事中で、棚の整頓のときに、
写真にひかれてひらいたページ。
兄弟猫や母猫におしやられて、なかなか大きくならないけど
なにかを語り続けるかのように、少しづつ大きく、猫らしくなっていく
小さなぼくの写真。
ほんとうに一枚一枚がしっかりとなにかをみている、生きてるぼくの
姿。ひとことひとことのメッセージもこの子が書いたのではと思うくらいで、
涙がでそうになりながら、うれしくなりながら、一気に読んでしまい
ました。小さくても、弱くてもかけがえのない一匹であることを、
それはこの子だけでなく、すべての猫、人に対する思いであることを
感じます。

うちの猫、Nくんはきらいなゴハンは絶対食べなくて、残すし、こわがりで
抱っこもきらい。そんな、マイナスなとこばかり、目について、グチったり
怒ったりしていたけど、NくんはNくんでいいんだよ。生まれてきてくれて
ありがとう、私のところにきてくれてありがとう。そう思えてNはNでいい
って、なでるときに話かけています。

そして、あなたはあなたでいいと猫にいわれたら、幸せかな!

ぼくはぼくでいい 文:落合恵子 写真:秋元良平 文芸春秋